予防歯科(成人) 三重県四日市市のさくら総合歯科記事一覧

皆様は、虫歯になっても治療すれば、元通りの強さになると思っていませんか?実は、病気(虫歯・歯周病)になった歯をどんなに頑張って高度な技術を用いて治療したとしても、治療の必要のない未処置歯より、寿命が縮まる可能性が高くなります。私を含め、患者さんの歯を長持ちさせることを第一に考えている歯科医師は、若い頃は色々な情報を集め、様々な方法で時間をかけて丁寧に治療しています。ところが、『完璧だ!』と思っても...

メディカルトリートメントモデル(MTM)とは、まず虫歯や歯周病のリスク評価を行い、個々の患者さんに合わせた予防プログラムを立案した後、できる限り侵襲の少ない治療などを行い、その後定期的なメインテナンスや歯周病継続治療に至るまでの流れのことを言います。ボー・クラッセ先生が提唱し、日本では日吉歯科診療所(山形県酒田市)の熊谷崇先生が推奨する考え方で、従来外科系の仕事であった歯科医療を、内科的な業務に変...

歯を失う三大原因は、第1位が歯周病、第2位が虫歯、第3位が歯の破折(根まで割れてしまう)です。したがって、この3つの病気に対する予防が必要になります。歯周病と虫歯の予防には、多くの場合関連性があります。歯の破折は別の方法が必要になります。また、歯ならび・かみ合わせの異常が、40歳を超えた頃から歯周病の急速進行の要因になります。したがって、歯を失わないようにするためには、歯ならびかみ合わせが悪くなら...

先ほど説明したとおり、歯を失う原因は、第一位が歯周病、次いで虫歯となります。虫歯はよほどほったらかしにしない限り、すぐに抜歯の原因になることはなく、先に述べたように繰り返し治療することにより抜歯に至ります。したがって、いかに若いときに虫歯にならないか、が重要です。ところが、お子様は後述する理由により虫歯になりやすく、予防が重要となります。未成年が歯周病にかかることは稀で、40才くらいから急増します...

歯ならび・かみ合わせが悪くなるのは、・ 口を開いて口で呼吸する・ 舌の機能異常・ 噛む回数が少なくなった・ 悪いくせ(頬杖・うつ伏せ寝など)などが原因であるといわれています。噛む回数を増やす工夫・癖を直すことは、保護者が真剣に取り組めば、簡単な指導で改善出来ます。しかし、口呼吸と舌の異常は、専門家に繰り返し指導を受けながら訓練しなければ、なかなか改善出来ません。もちろん、保護者の弛まぬ努力も必須で...

歯根破折(歯の根が真っ二つに割れること)は、ある日突然起こります。虫歯や歯周病と異なり、神経を取ってしまった歯の破折を確率高く予防することは不可能です。歯根破折の最大の原因は『歯ぎしり』であることが分かっています。したがって、この歯ぎしりの影響を少なくすることが、全ての歯に対して歯根破折を予防する最良の方法と言えます。歯ぎしりを全くしない人はいない、と言われています。そして、皆様の想像を遙かに超え...

サブメニュー