4.虫歯と歯周病の予防

先ほど説明したとおり、歯を失う原因は、第一位が歯周病、次いで虫歯となります。

 

虫歯はよほどほったらかしにしない限り、すぐに抜歯の原因になることはなく、先に述べたように繰り返し治療することにより抜歯に至ります。
したがって、いかに若いときに虫歯にならないか、が重要です。
ところが、お子様は後述する理由により虫歯になりやすく、予防が重要となります。

 

未成年が歯周病にかかることは稀で、40才くらいから急増します。しかも自覚症状が出た頃には多くの場合その歯に関しては手遅れで、他の歯も多くは中等度から重症になっている場合が多く、長持ちする状態にするためには時間と費用を要するようになってしまいます。

したがって、未成年者(小児)の予防は虫歯を対象とし、成人の予防は歯周病を第1の対象・虫歯を第2の対象とします。

(1)予防の手順

予防の手順は、下の図の手順で行います。

 

予防処置は、歯科医師と歯科衛生士が協働して行います。

 

 

虫歯予防に関係のある項目には、項目の右に(C)歯周予防に関係のある項目には、項目の右に(P)両方に関係のある項目には、項目の右に(C・P)と書いてあります。

(2)唾液検査(虫歯のリスクテスト)(C)

虫歯の発症には、下の図のように、

 

・虫歯菌の数
・歯を守る力
・食事の習慣

 

の3つの要素が関係しています。

虫歯のリスクテストは、この3要素について調べます。

 

唾液検査で調べる項目は

 

・ミュータンス菌の測定
・ラクトバチラス菌の測定
・唾液緩衝能の測定
・唾液の量
・食習慣の調査

 

の5項目について調べます。
食習慣についてはあとの項目で説明します。

 

これらの結果に問題がある場合は、各々その対策についてご説明致します。

 

より詳しい情報は、唾液検査のページもご覧下さい。

 

ミュータンス菌、ラクトバチラス菌とは、虫歯の原因菌の中でも代表的な細菌で、これらの比率が高いと虫歯になる危険性(リスク)が高くなります。

 

一方、唾液には初期の虫歯を修復する作用があり、それを唾液緩衝能と呼びます。

 

虫歯は、虫歯菌によって作られた酸が歯を溶かすこと(脱灰:だっかい)によって起こりますが、初期の段階では溶かされた部分が唾液の中の成分によって修復(再石灰化)されます。

 

人間が元々持っているこの修復機能を最大限に発揮させることにより、虫歯の発生を極力抑える用にするのが『虫歯予防』の考え方です。

 

 

 

下の図は、唾液緩衝能・唾液分泌量が歯垢のPHにどのような影響を与えるかを示したグラフです。

 

 

唾液緩衝能が高い方、唾液の多く出る方は短時間で中性に戻るのに対し、唾液緩衝能が低い方、唾液の少ない方は歯垢のPHが中性に戻るのにかなり時間がかかっています。

 

中性に戻るのに時間がかかると、長い時間歯が溶け続け、虫歯ができてしまいます。

 

唾液は年を取ると少なくなる場合が多く、しかも高血圧などの薬は唾液を少なくする副作用があるので、高齢になると急激に虫歯が増える場合があります。
また、唾液の量が減少すると、口臭が強くなります。

コラム. 虫歯の原因となる細菌について

虫歯を引き起こす細菌は、連鎖球菌や乳酸桿菌と呼ばれる細菌です。

 

代表的な細菌は、

 

・ Streptococcus mutans(ミュータンスレンサ球菌)
・ Streptococcus sobrinus
・ Lactobacillus(乳酸桿菌)

 

の3つです。

 

その中で最も重要視されているのがミュータンスレンサ菌と乳酸桿菌です。

 

因みにミュータンス群と呼ばれる細菌は7種類存在しますが、その中で人間のお口の中に存在するのはS.mutans と S.sobrinus で、何れも虫歯の原因となります。

 

S.mutans は重要な虫歯原因菌といわれています。
この菌は、砂糖から水に溶けないどろどろの物質を作り出し、それにより歯にこびりつきます。
そして、糖分などを原料として強烈な酸を作り出し、歯を溶かして虫歯を作ります。

 

S.sobrinus は虫歯の20%程度に存在し、S.mutans 単独による虫歯より、重症になりやすいといわれています。
近年、S.mutansより酸を産生する能力や耐酸性、虫歯の誘発能などがより強いことが報告されいます。

 

Lactobacillus菌自体は歯にくっつく能力はありませんが、ある程度虫歯が進行すると虫歯の穴に入り込み、そこで強烈な酸を作り出し虫歯を進行させると言われています。

 

当院で行う虫歯のリスクテストでは、ミュータンスレンサ球菌と乳酸桿菌を調べますが、更に詳しく調べたい方にはPCR法と呼ばれる高精度な方法で、ミュータンスレンサ球菌・ソブリヌスレンサ球菌・乳酸桿菌の3菌がお口の中にどのくらい存在するか正確に計測することも可能です。

(3)食生活指導・歯磨き指導(C・P)

(a) 食生活指導

虫歯になりにくい食事のとり方の指導をします。
長期にわたって継続できる習慣の獲得が大切なので、「・・を食べたらダメ」という禁止ではなく、飲食の回数を少なくする事を基本とします。

 

下の図をご覧下さい。

 

 

このグラフは、食事をしたときに、歯の周りについた汚れのPHを示しています。
上下のグラフとも中央付近に赤い横線がありますが、これより下(赤く塗りつぶした部分)は強い酸性のため、歯の表面が溶かされます。
これを脱灰といいます。

 

一方、赤線より上(青く塗りつぶした部分)は中性に近く、歯の表面が溶かされることはありません。
逆に溶け出た成分が歯に戻ることもあり、これを再石灰化と呼びます。

 

上下のグラフを見比べると、下のグラフに赤く塗りつぶした部分が多いことに気付かれると思います。
つまり、飲食回数が多いほど歯が酸にさらされるため、虫歯になる危険性が高まります。

 

子供の栄養にとっておやつは重要ではありますが、だらだら与えるのではなく、決められた時間に、決められた回数(出来れば1回く)与えるようにすることが大切です。
因みに、管理栄養士の幕内秀夫氏は、「子供のおやつはおにぎりにすべき」と言っておられます。

 

成人では、缶コーヒー・スポーツドリンク・ジュース・お菓子などの飲食により、歯垢のPHが酸性になり、虫歯になりやすくなります。
特に、大きめのペットボトル飲料を何回にも分けて飲む方は、歯垢が常に酸性の状態になるため、虫歯が多発します。

 

どうしてもお菓子の類を何度も食べたい場合は、食後のデザートとして食べる(与える)のも一つの方法です。

 

(b) 歯磨き指導

歯磨き指導は、予防にとって重要なポイントです。

虫歯を予防するためには、たとえフッ素を塗ったり、キシリトールを利用したとしても、最低限の歯磨きが絶対に必要です。

 

特に上記リスクテストの結果、リスクが高いと診断された方は、より歯磨きに気を遣う必要があります。

 

お子様の場合、ご自分で歯磨きをさせることは、習慣づけにとって重要ですが、残念ながら充分な歯磨きは不可能です。
お母様が、下図のように必ず仕上げ磨きをしてあげてください。

 

歯周病の予防にとっては、虫歯以上に歯磨きが重要です。
必ず歯磨き指導を受け、鏡を見ながら時間をかけて磨く必要があります。
しかも、歯ブラシのみを使用するのではなく、

 

・ デンタルフロス
・ 歯間ブラシ
・ 先のとがった小さな歯ブラシ(タフトブラシ)

 

なども使用する必要があります。

 

歯磨きの仕方はその方のお口の状況で変わりますので、ご来院の上ご相談下さい。

(4)キシリトール(Xylitol)の利用(C)

非う蝕誘発甘味料といわれるものは、細菌による酸の産生を引き起こさないばかりでなく、歯を守るのに重要な唾液の分泌を促します。
その中でもキシリトールは、虫歯予防にとって様々な役割を果たしてくれることがわかっています。

 

(a) キシリトールはどうやって虫歯の発生を防ぐのですか?

(ア) 微生物学的作用

・細菌により発酵されないため、キシリトールを食べても酸が産生されません
・細菌のエネルギー源として使用されないだけでなく、細菌の貯蔵エネルギーを消費させ、最近の成育を阻害します

 

(イ) 唾液の分泌促進による再石灰化(初期の虫歯が治ること)の促進

・キシリトールの甘味により唾液の量が多くなり、唾液の作用により再石灰化が促進されます
・重炭酸塩イオンという、酸を中和する作用のあるイオンの分泌と生成を刺激し、再石灰化を促進します

 

(ウ) 生物無機的(bioinorganic)作用

・カルシウムイオンの沈殿を阻止し、唾液中のカルシウムの量を維持することにより、歯にカルシウムが戻る事を促進します

 

(b) キシリトールの使用方法は?

各自のリスクに応じた処方を行います。
詳しくはご来院の上ご相談下さい。

 

(c) さくら総合歯科院長の、キシリトール体験記

キシリトール体験記のページをご覧ください。

(5)フッ素(フッ化物)の利用(C)

(a) フッ化物はどのように虫歯を予防するのでしょう

 

(ア) 脱灰の抑制・再石灰化の促進

溶けかけた歯の表面の修復を促進し、虫歯の進行を阻止します

 

(イ) 歯質の強化

・ハイドロキシアパタイトの結晶構造の安定化
・フルオロアパタイトの形成

 

この2つの作用により、歯を酸に溶かされにくくします

 

(ウ) 細菌の抑制

・細菌が産生する酵素の働きを阻害し、酸を産生しにくくします
・菌体内への糖の取込みの阻害します
・抗菌作用(発育の抑制)により、酸菌を減らします

 

(b) フッ素の使用方法について

フッ化物応用法には、
 ・飲料水へのフッ化物添加をはじめとする全身的応用法
 ・フッ化物歯面塗布法
 ・フッ化物洗口法
 ・フッ化物配合歯磨き粉
などの局所応用法がありまが、わが国では主として局所的応用法が実施され、高いう蝕予防効果を上げています。

 

局所的応用法の中では、
 ・フッ化物歯面塗布法は歯科医師や歯科衛生士といった専門家が直接行うものとしてプロフェッショナルケア
 ・フッ化物洗口法は集団応用や個人応用が可能なもので公衆衛生的手段+ホームケア
 ・フッ化物配合歯磨き粉は個人が自由に入手できるものとして自己応用法、ホームケアあるいはパブリックケア
で行われるものです。

 

(ア) フッ化物歯面塗布法

歯科医師や歯科衛生士など専門家が直接、歯面にフッ化物溶液を塗布する方法です。
塗布した高濃度のフッ化物が歯面上にフッ化カルシウムを生成し、歯の表層がフッ素化アパタイトに変化することで歯の表面の酸に対する抵抗力が増します。

 

 

フッ化物歯面塗布法の虫歯予防効果については、約20%〜40%の効果が報告されています。

 

(イ) フッ化物洗口法

フッ化物洗口法は、用いる洗口液のフッ素濃度が低く、安全性が高くフッ化物洗口液の調製も簡単にできます。
低濃度フッ化物は、歯の表面のみならずお口の粘膜にも保持され、作用し続けます。
その結果、歯が溶ける(脱灰)のを抑え、再石灰化を促進させます。

 

また、このフッ化物洗口液を用いた洗口法は、誰もが簡単に苦痛なく実施できるので、より多くの対象(小児)に応用することが可能であり、公衆衛生上、虫歯予防を考える上で有意義な方法です。

 

虫歯抑制効果はフッ化物洗口法の実施方法、実施期間の違いにより差が見られますが、平均的に見て35%〜50%の虫歯抑制率が認められています。

 

(ウ) フッ化物配合歯磨き粉

最近の歯磨き粉には、多くの場合フッ素が含まれています。
これを上手く利用すると、歯の強化に役立ちます。

 

歯磨きしたあとに、コップの底の方にほんの少しだけ水を入れ、その水を口に含んで数十秒ぶくぶくうがいをし、はき出します。
その後は一切ゆすがないようにすることにより、お口の中に有効な濃度のフッ素が残り、歯を強化します。

 

虫歯の抑制率は15〜20%です。

 

(c) フッ素の毒性について

急性毒性とは
急性中毒は、誤って一度に大量のフッ素を摂取した場合に限って起こります。
歯科医院で塗布する場合は急性中毒の起こる量をお口の中に塗布することはありません。
フッ素 齲蝕予防又、フッ素洗口を家庭で行う場合も、安全な量しかお渡ししませんので、通常は起こりません。

 

慢性毒性とは
慢性中毒は、ある濃度以上のフッ素を長時間取した場合に現れます。
飲料水にフッ素が添加されている場合に起こり得ますが、家庭でのフッ素洗口程度の量では起こりません。

 

(d) フッ素についてのQ&A

Q1:妊娠中の母親がフッ素を摂取しても胎児に悪影響はありませんか?また、母乳に対してはどうでしょうか?

A:水道水にフッ素を添加している地域でも、胎児に対す悪影響は認められていません。
また、死産や新生児の死亡率が増えるという報告もありません。
仮に、母親が誤って大量のフッ素を飲み込んだとしても、血液や胎盤を経由するうちに胎児に移行するフッ素は極少量になってしまいます。
その証拠に、胎児期に歯の形成が行われる乳歯には、出生後に形成される永久歯に比べてフッ素症歯は現れにくいことがわかっています。
また、母親が摂取するフッ素のほんのわずかしか母乳に移行しませんから、母乳による乳児への影響はありません。
むしろ、母乳保育中の乳児は、フッ素が不足しがちであると言えます。

 

Q2:フッ素はガンの原因になると聞きましたが?

A:現在では、アメリカ国立ガン研究所をはじめとする専門機関から、水道水フッ素添加をはじめとする各種フッ化物利用法とガンの発生とは無関係であることが示されていす。

 

Q3:フッ素は大人に有効でないと聞きましたが本当ですか?

A:お子様程ではありませんが有効です。
大人の歯は子供の歯に比べてエナメル質は成熟し、ある程度強くなっていますが、歯周病により歯槽骨が吸収され歯肉が退縮すると、セメント質や象牙質が露出し、歯の根の部分の虫歯が発生しやすくなります。
また詰め物や入れ歯の周りに虫歯が発生したり、二次齲蝕(なおした部分が再び虫歯になること)も増加してきます。
フッ素はこのような虫歯予防にも効果があることが確認されています。

 

このようなことから、大人に対してもフッ化物応用は有効であり、最近では大人用の歯磨き粉にもフッ化物配合のものが増えていています。

 

Q4:なぜ日本では欧米諸国に比べてフッ素利用の普及が進んでいないのでしょうか?

A:歯科の専門家である歯科医師・歯科衛生士が必ずしも十分にフッ素利用の価値・有用性をアピールしてこなかったために、国民の間に十分周知されていないことが最大の理由と言えます。

 

Q5: 吸収されたフッ素はどうなるのでしょう?

A:成人では吸収されたフッ素の90%以上が主として尿中に排泄されます。
小児の場合は60〜70%以上が排泄されると考えられています。

(6)PMTC・PSC(C・P)

プロが徹底的に歯の汚れを落とすことにより、普段どうしても磨けない部分の細菌を取り除きます。
PMTCを行うことにより、お口の中にいた悪玉菌が大幅に減少し、善玉菌に入れ替わることによりお口の健康を保ちます。

 

悪玉菌は約3ヶ月で復活してきます。
したがって3ヶ月に一度の間隔で、行うのがよいとされています。

 

この方法は北欧で考案され、素晴らしい効果があることが実証されていますが。
しかし残念ながら日本では誤った方法で行う医院が増えてきていることが、歯周病治療に熱心に取り組む歯科医の間で憂慮されています。

 

本来PMTCは時間をかけて、歯に負荷のかかりにくい方法で徹底的に行ってこそ効果があります。
短時間で爽快感を患者さんに味わっていただくことを目的として、安価に行っている医院もあるようです。

 

しかし、短時間では徹底的な細菌の除去は不可能で、結果的にご自身で歯を磨くのとあまり変わらず、それでは歯を長持ちさせることにつながりません。
この件に関しては、こちらもご覧下さい。

 

通常『PMTC』というのは歯ぐきから上の部分を主体に行いますが、歯ぐきの下に隠れている部分の清掃がより重要です。
これを『PSC』といったり、『縁下デブライドメント』と呼びます。

(7)3DS(C・P)

PMTCを行ったあとも、歯の表面を電子顕微鏡で見るとたくさんの細菌が残っています。

3DSとは、PMTCを行った直後、更に各個人の歯にあった『ドラッグリテイナー』と呼ばれる物を使い、その中に消毒薬を流し込んで上下の歯に装着して、歯の表面から更に細菌を大幅に減少させる方法です。

 

徹底的に細菌のバリアを除去してからでなければ、薬液が細菌に到達しないので、上記PMTCを徹底的に行ったあとでなくては、効果があまりありません。

 

この方法は虫歯菌や歯周病菌の減少に役立つだけでなく、お口の中の細菌の血管内への侵入も防いでくれることがわかってきました。
歯周病菌の血管内侵入は全身に悪影響を及ぼします。
この件の詳細は、歯周病と基本治療のページと3DSのページをご覧下さい。

 

お子様への3DSは可能ではありますが、乳歯から永久歯に生え替わるたびにドラッグリテイナーを作り直す必要があり、現実的にはあまり合わない状態のドラッグレイテイナーを使用することになるので、効果が不十分である可能性があります。
ただ、当院で過去に、虫歯が多発していたお子様に合わないトレーながら根気よく3DSを継続したことにより、高校生になった頃には永久歯に虫歯のない状態になった実績はあります。

(8)CCP-ACP(リカルデント)

リカルデントとは、メルボルン大学のレイノルズ教授らのグループによって開発された、牛乳由来タンパク質の分解物であるカゼインホスホペプチド(CPP)と、非結晶性リン酸カルシウム(ACP)の複合体です。

 

リカルデントは、カルシウムとリンを過飽和状態で口腔内に供給します。

 

 

初期虫歯は、唾液中のカルシウムやリンによって修復されます。
リカルデントは、唾液よりはるかに多くのカルシウムやリンを含むので、より強い初期虫歯修復作用(再石灰化)を有します。

 

具体的には、 リカルデントを含んだペーストを歯に塗りつけて使用します。

 

(9)プロバイオティクス

乳酸菌が腸内環境を整え、免疫力アップにつながることは、多くの方がご存じだと思います。
しかしそれだけではなく、お口の中に存在する虫歯菌・歯周病菌及びその毒素を抑制する特殊な乳酸菌が製品化されています。
下グラフはその効果の一例です。

 

 

 

虫歯菌(ミュータンス菌)の多い方が使用することにより、虫歯菌を減少させることができると考えられています。
また、一部歯周病菌の発育も抑制できることがわかっています。

 

詳しくはマイナス1歳からの予防歯科のページ、および口腔内科のページをご覧ください。

 

その他にも、口臭抑制に役立つ別の乳酸菌(サリバリウスK12)も製品化されています。
この乳酸菌については、口臭治療のページをご覧ください。