1.マイナス2歳からの予防歯科

(1) マイナス2歳とは

ここでいう“マイナス2歳”とは、結婚前 または結婚して妊娠する前のことを指しています。
このサイトは「おとな編」ですので、ここでは成人の予防を中心に紹介し、なぜ大人になってからでは遅いのか、「そんなに前から何をする必要があるのか」について、このページの最後に概要を記載しています。
大人の方自身には関係のない話ですが、お子様やお孫さんがおられる方は、是非ご一読いただき、ご興味を持たれたら
さくら総合歯科ベビーキッズ歯ならびクリニック 妊婦・赤ちゃん・こども編 のサイト
をご覧下さい。

(2) さくら総合歯科が何故予防に力を入れるようになったのでしょうか?

皆様は、虫歯になっても治療すれば、元通りの強さになると思っていませんか?

実は、病気(虫歯・歯周病)になった歯をどんなに頑張って高度な技術を用いて治療したとしても、治療の必要のない未処置歯より、寿命が縮まる可能性が高くなります。

 

私を含め、患者さんの歯を長持ちさせることを第一に考えている歯科医師は、若い頃は色々な情報を集め、様々な方法で時間をかけて丁寧に治療しています。
ところが、『完璧だ!』と思っても、長い年月を経過すると、少なからず様々な問題に直面します。
噛む力は皆様の想像以上に強く(数十s)、しかもアイスクリームから熱いお茶まで、様々な温度のものがお口の中に入ってきます。
お口の中は、実は大変過酷な環境なのです。
歯は使うもので、飾り物ではありません。
例えば、電化製品・自動車・家など、使用する物は必ず経年変化による劣化が起こります。
ましてや過酷な状況で一日中酷使される歯をどんなに丁寧に治療したとしても、一生問題が起こらない状態にするのは困難です。

 

たとえば、こだわって行う自費診療に於いても、詰め物・被せ物と歯の間には20μ〜30μの段差が出来ます。
通常の診療(保険診療やこだわらない自費診療)では200〜300μ以上の段差が生じます。
代表的虫歯菌であるミュータンス菌の大きさが1μ前後であることを考えると、被せ物や詰め物の辺縁には虫歯菌がたまりやすくなり、その結果虫歯になりやすくなります。
このように人工物の辺縁に出来る虫歯を「二次う蝕」と呼びます。

 

歯のかぶせもの・ブリッジ・インプラント等は、広い意味の人工臓器です。
他の部位の人工臓器で自分の体と同等の性能を発揮できるものは、現在のところ存在しません。

 

熱心に治療した歯科医であるほど治療の限界を感じ、予防に力を入れるようになります。
私もその一人です。

(3) メディカルトリートメントモデルに沿った予防・治療

(a) メディカルトリートメントモデルとは?

メディカルトリートメントモデル(MTM)とは、まず虫歯や歯周病のリスク評価を行い、個々の患者さんに合わせた予防プログラムを立案した後、できる限り侵襲の少ない治療などを行い、その後定期的なメインテナンスや歯周病継続治療に至るまでの流れのことを言います。

 

ボー・クラッセ先生が提唱し、日本では日吉歯科診療所(山形県酒田市)の熊谷崇先生が推奨する考え方で、従来外科系の仕事であった歯科医療を、内科的な業務に変えていこうとする考え方です。

(b) 四日市さくら総合歯科でのメディカルトリートメントモデルの流れ

 

以上の項目を、2〜4回ご来院戴いた上で行います。

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