スウェーデン大使館で行われた 『バクテリオセラピー研究会』 参加報告
平成22年12月9日(木)に、アンチエイジング歯科学会主催の
バクテリオセラピー研究会
が行われました。
会場は、何とスウェーデン大使館!
我々一般の国民が大使館に入るチャンスは滅多にありません。
しかも演題が、バクテリオセラピーという、比較的新しい分野に関する話題だったので、風邪で気分が悪いにも関らず、根性で東京まで行ってきました。
参加者は歯科の著名な先生・大学教授・内科の先生・報道関係者・女優でテレビキャスターの石井苗子さんなど、多方面の方が参加しておられました。
冒頭には、スウェーデンの駐日大使も同席されました。
以下は、その時の模様です。
スウェーデン大使館の門壁です。
この地域には、オランダなど多くの国の大使館があります。
同大使館の表札。
写真ではわかりにくいのですが、丸みを帯びた壁につけられた、凹面の表札です。
門の間から見える、大使館の入口。
大使館の外観です。
まず始めに、今回の研究会を企画した経緯についてアンチエイジング歯科学会会長 松尾通先生が挨拶を兼ねて、簡単に説明されました。
次いで、スウェーデンの駐日大使、ステファン・ノレーン大使が挨拶をされました。
最初の基調講演は、口腔細菌学の第一人者、花田 信弘 先生(鶴見大学歯学部深索歯学講座 教授) による
『口腔保健におけるプロバイオティクスの役割』
でした。
花田先生のお話は何度もお聴きしていますが、今回はいつにも増してわかりやすい解説をされました。
花田先生公演後の休息中。
会場となったホールのロビーの模様です。
第1部終了後には、ここでレセプションが行われる予定です。
2番目の基調講演は、
『バクテリアセラピーについて』
という演題で、アンダース・サックリソン 先生による発表でした。
今回紹介された製品について、詳細な臨床データを提示されました。
最後に登壇されたのは、コメンテーターとして参加された鴨井 久一 先生 (日本歯科大学名誉教授)。
プロバイオティクスについての総括をされました。
講演終了後、第2部としてレセプションが行われたのですが、翌日の診療に備えるため、参加せず帰途につきました。
今回の内容は、明日からの当院の治療・予防の重要なオプションとして是非取り入れたい内容でした。