15.口呼吸から鼻呼吸へ

口で呼吸するとお口の中が乾燥し、唾液の抗菌作用が弱まり、歯周病が進行する一因となります。
したがって口を閉じて鼻で呼吸することが重要です。

 

しかし、長年の習慣を簡単に変えることは出来ません。
鼻呼吸を実現するために様々な訓練法がありますが、最も簡単で長続きするのが、福岡のみらいクリニックの今井先生(内科医)が考案された『あいうべ体操』です。

(1) あいうべ体操

下の写真のように、『あ』、『い』、『う』と声を出しながらゆっくり口を動かし、最後に『べー』と舌を思い切り出します。
(声は出さなくても良いそうです。)
これを10回連続で行い、1日3回行います。(計30回)

 

皆様もあいうべ体操を一度行ってみて下さい。
顔と舌の筋肉が疲れることがおわかりになると思います。
したがって、これを毎日続けると顔と舌の筋肉が鍛えられ、口を閉じて鼻呼吸がしやすくなります。
もちろん、日頃から鼻で呼吸をすることを意識することも重要です。

 

あいうえべ体操

(2) 就寝時 口にテープを貼る

歯周病の進行した方に多く見られる口呼吸の影響を少しでも軽減するため、夜寝るときに口にテープを貼ると効果的です。
口にテープを貼って寝ると、風邪をひきにくくなうことも多いようです。
四日市のさくら総合歯科では、口にテープを貼る生化学的理由、注意事項等を必要に応じて説明しています。

 

詳しくは、口腔内科のページをご覧ください。